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天然染料の豆知識

 

 古代から利用されている天然染料を使用した「草木染め」、古くからある言葉と思いきや、植物を使用した染色に対して特定の呼称がなかったため、作家の山崎斌氏が昭和の初めに新たに命名されたそうです。

そんな天然染料にまつわる小話を紹介します

 

(天然染料 小話3)

「カンパリ」の着色料として使用されていた

 

イタリア産のリキュール「カンパリ」。カクテルのベースとして使われることが多いようです。

現在は使用されていませんが、永くコチニールが着色料として使われていたそうです。

kanpari.png

(天然染料 小話2)

「猩々緋」って何て読む?

 

小話1に登場した「猩々緋」。赤が強い赤紫色の色名です。

能の演目に登場する『猩々』の役者の面や装束が鮮やかな赤色・緋色であり、中国古典に登場する架空の生き物である猩々の血を材料にしていたと噂されていたそうです。

「猩々緋(しょうじょうひ)」でした。

猩々.jpg和漢三才図会

 

(天然染料 小話1)

織田信長、豊臣秀吉が愛用・・・?

 

名のある武士が愛用していた陣羽織は、コチニールカイガラムシなどから採取した染料で染められた紡毛織物で作られていたそうです。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康はもちろん、「赤備え」と言われ恐れられていた武田などの武将も愛用していたそうです。

陣羽織2.JPG猩猩緋羅紗地葵紋付陣羽織

「画像提供:東京国立博物館」リンク先:http://www.tnm.jp/

 

陣羽織.jpg猩々緋羅紗地違い鎌模様陣羽織

「画像提供:東京国立博物館」リンク先:http://www.tnm.jp/